６月12日(日)、久喜市栗橋文化会館で、『イリス合唱祭』が開催され、九団体が発表。中でも、鎌田弘子先生主宰の「ファミーユ・ひろ」の合唱は圧巻、感動し涙を流す観客もいた。　

高い芸術性を誇る「ファミーユ・ひろ女声合唱団」

コロナ感染防止のため、20名の三団体に分かれ、「はっか草」「生きる」「こきりこ」などを熱唱した。　全員がゴージャスな朱のドレスとネックレスに身を包み、身体全体を使いシンクロナイズド（同時化）された動作に驚嘆。若く伸びやかな声で、澄んだハーモニーを響かせ、ドラマを演じるように曲想を表現。　全国大会で金賞の歌唱力を遺憾なく発揮し、観客を魅了した。　  

広い音域を誇る「ファミーユ・ひろ混声合唱団」　

「マイウェイ」、男声や女声の持ち味を生かし、抜けるような響きのある声で、美しいハーモニーを響かせていた。　観客の中に「思わず涙が出た」「子供や孫たちに聞かせたい」との声も。　「大地讃頌」、和音に厚みがあり、深く温かい声で心地よく、曲の壮大さをよく表現していた。　観客から「とても心地よかった」「最後の絶唱が最高」との声も。

優しさや迫力のある「男声合唱団ひろ・コラリアーず」　　　

「糸」、男声の優しく伸びやかな声で、音質や音量が調和し、「糸」の描く人生の機微を詳細に表現。　観客から「心が震えた」との声も。「誕生」、四部の男声が調和し、迫力と歯切れよいリズム、曲想を見事に表現。観客から「ブラボー」「妻への感謝の心が蘇った」との感想も。